ペットロス。救ってくれたのは保護犬るるかと・・・。
ころちゃん、そこで待っててね。
スポンサーサイト
-----------  CATEGORY: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ヤスに会いたい。
2014-02-05-Wed  CATEGORY: 保護犬
もう、20年以上も昔の話。
携帯だのパソコンだのまだまだ
私のような庶民には高値の花だった頃のお話。

何もかもうまくいかないと
田舎を飛び出して
都会暮しをはじめたわたし。

友達も居ない
話せる人もなく。

仕事から帰ると
寂しくて、泣いてばかりいました。


そんな、ある日
しましま虎柄の
「ヤス」に出会いました。

「ヤス」は、若い猫で
姿、かっこうは小さいけれど、
なかなかのイケメン君。

私が仕事から帰る時間には、
いつものんびり
でも知らんぷりで、

とても素敵とは言い難い
私のすみかの木造アパートを囲む
ブロック塀に座っていました。

最初は、笑顔のみで通過。

でも、いつもそこに居るのが当たり前だと
居ないと、いつしか私が真剣に探していました。

「ヤスー」「ヤスー」
飼い猫なのかもしれません。
私のアパートまでついてくることは
ありませんでした。
「バイバイ」と、言うと
「ヤス」もどこかに帰って行く感じでした。

「ヤス」に会えないと
たまらなく寂しい気持ちになりました。

「ヤス」には家族がありました。
若いヤスを守る
立派なお母さん
かわいいオネーサン。
とても幸せそうでした。

「ヤス」のことは
それから友達になってくれた
私を知る人たちには評判でした。

しかし、
とうとうバブルは、はじけ
見事に職を失くし、次のステップに踏み込めず
日々の暮らしに負けて
もうそろそろ
田舎に帰ろうと決めた28歳。

クリスマス・イブ。

こんな日に
友達と過ごすことも申し訳なく、
近くの寿司屋で巻き寿司を買って
ビールを買って。

その日は特に寒く。
夜ももう遅かったので
もちろん
「ヤス」がいるはずもない。

ギシギシいう階段を上ると
二階の真ん中の扉。私の扉。
何か貼ってあるのです。

クリスマス・カード?・・

「Mr.Dで、待ってる。」
           ヤスより

カードをもぎ取って
階段をかけおり、

「どこ?どこ?Mr.Dって?
どこの飲み屋?誰?ヤスって?ヤス?」

ピンと来ない私は、
近くの「D」がつく飲み屋や
喫茶店、待っててくれそうな場所
探しました。
もう、ドラマのように一生懸命泣きながら
わけわからないまま
でも、どこに行けば「ヤス」がいるのか
わからない。

「ヤス」

夜も更け、武蔵小山の駅に来ていました。

人影も少なくなっています。
もう、たぶん、会えない。わからない。ひどい。

あきらめて、ふと目にした駅前の明かりの消えてしまった看板。

「あーーーーー。ドーナツのD!」

シャッターは降り、人の気配もない。
誰もいない。待ってない。遅い、遅すぎ。
気づくのも遅い、田舎者。

そっれきり。

「ヤス」に会えないまま

私は、帰っていきました。

しばらく笑えない、

本当の笑い話でした。

279.jpg
  あららー。かあかったら?期待してた?
   からかわれたと思えない?

FC2 Blog Ranking
にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村




スポンサーサイト
トラックバック0 コメント0
<< 2014/02 >>
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 -


Copyright © 2017 ころちゃん、そこで待っててね。. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。